『My Time At Portia』のレビューと感想を書きました
前回の記事でお伝えした通り、年末からチクチクと楽しんでいた『ドラゴンクエストビルダーズ2』がエンディングを迎えた。
前作、『ドラゴンクエストビルダーズ』を夢中になって遊んでいたときや、『テラリア』にのめり込んでいたときにも気づいていたのだが、今回も改めて思ったね。
「俺……こういうモノ作りゲー大好きなんだな……!」
ってねw
『ドラゴンクエストビルダーズ2』は、これからまだまだ遊び込めるので継続してプレイしていくが(むしろ、エンディング後のほうが自由なクラフトを楽しめるし)、一応のエンディングを見てしまったので、つぎのような気持ちも芽生えている。
「モノ作りの気持ちがたぎっているいま……別のクラフト系ゲームに打って出たいかも!!!」
……いや、“かも”なんて含みを持たしているが、本音を書くと↓こうなる。
「新しいクラフト系のゲームやりてえええええ!!!!」
でまあ、探したわけです。
家庭用ゲーム機だけでなく、Steamという名の宝の山も。すると……探索10秒でたどり着いてしまったのだよ!!
『My Time At Portia』というゲームにな!!
コレ、ものすごくツボにハマってしまったので、まだ遊び始めたばっかだけど紹介しちゃいます。
『My Time At Portia』は牧歌的なモノ作りゲー
『My Time At Portia』は、2019年1月15日にリリースされたばかりのインディーズのゲームで、ジャンルは、オープンワールドRPGシミュレーションクラフティングアドベンチャー……って感じになろうか。……まあこれだけじゃまったくわからないと思うのでわかりやすく言うと……、
『ルーンファクトリー』とか『牧場物語』とか『スターデューバレー』みたいなゲームですっ!! 以上ッ!!
となります。ね、わかりやすいでしょ。
主人公がやってきたのは、“ポルティア”という自然豊かな街。この街ハズレに父親が使っていた工房があり、ここに拠点にモノ作りや、住人たちのお願いなんかをこなしながら生活していく……というゲームになる。なんかもう、まんま『スターデューバレー』のストーリーみたいだし、牧歌的な世界観もソックリなのだが、前者は2D、こちらは3Dのグラフィックなので、雰囲気はぜんぜん違う。そういう意味では、新鮮な気持ちで向き合うことができよう。
ポルティアで主人公がやることは、
(1)素材を集めること
↑このように、あちこちに石とか木、果物や動物のフンなんかが落ちているので、ジャンジャン拾う。これらを加工することで、クラフト用の道具や家具なんかが作れるのだ。
(2)モノを作る
手始めに、もっとも基本的な道具である“シンプルな斧”を製作! 必要な素材は“木材”が5個と“石”が8個。そこらに落ちているモノで作れるので、チュートリアルにはもってこいである。
続いて、銅鉱石を手に入れたので、加工しやすいようにと“銅の延べ棒”に発展させることに。……画面が暗くて申し訳ないのだが、この日はちょうど雨模様で、しかも加工作業が夜になってしまったため、明かりが乏しくなってしまったのです……w
↑銅鉱石から銅の延べ棒を作っているところ。1個作るのに、ゲーム内時間で5時間くらいかかる。寝る前に仕込んでおいて朝回収する……なんてサイクルがいい感じ。この銅の延べ棒を素材にすることで、
“グラインダー”が作れた! グラインダーがあると、さらにいろいろな工具やら道具を制作することが可能になるんですねえ。
最初は本当に何も作れないが、ゲームを進めながら基礎的な工具(上記のグラインダーやら石の釜やら)を完成させ、そこからわらしべ長者的に“いいもの”に発展させていく作業がじつに楽しい。でも、順調に進めば進むほど素材が足りなくなってくるので、そうなったら、
遺跡に潜って、鉱石の採取をすればいい。遺跡は宝の宝庫なので、いろいろなものを手に入れることができるぞ。
珍しいモノを手に入れたら、街にいる研究者に持って行って鑑定してもらう。さっそく話しかけると……。
うっは!!!! 話、なっが!!!!wwwww しかもまだまだ続いてるし!!wwww
こういう初老のおっさんは、酔っ払った歌舞伎町のサラリーマン並みに話が長いので、べつの研究者に見てもらうことにしよう。
……お! ちょうど女性研究者がいたぞ! すみませーん! コレなんですけどー!
って、こいつも話なっが!!!!wwwww
もう、どんだけ話好きなんだこのゲームの登場人物は……w 何言ってるかよくわからんし……。
話は、もっとシンプルでいいよ。
と思っていたら、いかにもシンプルそうな顔をした、ファンキーな住人がいたぞ。すみませーん! ちょっとお話を……。
って、なんで突然英語やねん!!!www もっと何言ってるかわからんわ!!!!
じつは『My Time At Portia』、まだ完全な日本語対応になっておらず、突然英語でしゃべりだす人がいたり、説明が英語になったりするんだよねw でも、ゲームの進行にはほとんど影響ないし、重要なところはほぼほぼ日本語になっているので、ビビる必要はないですよ。
細かなことを言い出したら、気になる部分はいくつもある。でも、「ま、こんくらいいいか!」と飲み込めてしまうくらい、『My Time At Portia』は楽しいです。NPCたちとのユル~い関わり、齷齪しないモノ作り、意外なほど軽快な戦闘アクション、
発見と発展の快感などなど、この手のゲームに押さえておいてもらいたいところは、ひと通り押さえられていると思ったわ。
ただ、マウスとキーボードの操作だとかなり煩雑でやりにくくなるので、ゲームパッドの導入を全面的にオススメします。格段に遊びやすくなって、ゲームそのものの楽しさも右肩上がりになること請け合いなので!
しばらく遊び込んだら、また続報を書こうと思いました!