【ディアブロ3プレイ日記12】進化の証

ディアブロ3プレイレビュー 第12話

『ディアブロ III』を長く遊んでいると、

あ……! いま俺、めっちゃ強くなったかも……!

と成長を確信する、

“進化の証”

を手にする瞬間がある。

今回は、そんなお話です。


「俺、つええええ!!」と思うとき

ディアブロプレイヤーなら、「わかるわかる!w」と激しくうなずいてくれると思うのだが、進化の証を得るのはつぎのような瞬間だ。

【ケース1】レジェンダリー・アイテムを拾ったとき

“いかに優秀なレジェンダリー・アイテムを手に入れるか”が、『ディアブロ III』の大きな目的のひとつ。後半になればなるほど、能力の秀でたブツを手に入れられるようになるが、それらと比べても“序盤に拾ったレジェンダリー”の思い出は決して色あせるものではない

同僚のたっちーも、最初は、「えー、でぃあぶろ~? やったことないし、あんま気が進まないなあ」なんてほざいていたが、序盤の序盤にレジェンダリーのブーツを拾って表情が一変した。

なんやこれ!!! とてつもなく強いアイテムを拾ったで!!! これ履いて、つぎの冒険に行こう!! 何をもたもたしてんねん!!

てな感じで、すっかり『ディアブロ III』の虜になった。レジェンダリーには、興味なかった人まで狂わせる魔力があるのである。

【ケース2】レベルが70に達したとき

『ディアブロ III』で拾う武器や防具には、装着するために必要なレベルが設定されている。つまり、いくら強そうなものを拾っても、レベルが達してなければ“宝の持ち腐れ”になってしまうわけ。

そんな“装着制限”が開放されるのが、表向きのレベルマックスである“70”だ。レベル70になりさえすれば、職業制限がない限り、基本的になんでも装備できるようになる。つまり、

「いつかレベル70になったら、コレを装着するんだ……!

と、後生大事にアイテムボックスに保管しておいた一張羅を、ついにお披露目できるというわけ。このときにプレイヤーは間違いなく、

「俺……進化しているんだな!!」

と思うのである。

でもたいがい、そうやってクローゼットの肥やしにしていたアイテムって、

「ものすんげえ強いと思って保管しておいたけど……改めていま見たら、ただのゴミやんけ……((((;゚Д゚))))

ってなるんだけどw

【ケース3】パラゴンレベルを上げ始めたとき

前項で“表向きはレベル70がマックス”と書いたが、もちろんこの段階でキャラの成長が完全に止まるわけではない。じゃあ70以降はどこを育てるのかと言えば、ここで紹介する“パラゴン”なのである。

パラゴンてのは要するに、“プレイヤーが自由に割り振れるポイント”のこと。パラゴンには4つのカテゴリーがあり、それぞれ、移動速度や生命力を上げられる“主要能力値”、攻撃速度やクリティカルヒット率などを上げられる“攻撃”、防御力や耐性を上げられる“防御”、範囲ダメージやゴールド発見量なんかを上げられる“ユーティリティー”に分かれている。

レベル70以降は、経験値を得ることで“パラゴン・レベル”が上がっていって、プレイヤーの任意でポイントを振り分けるようになる。これによりかな~~~り自由な、オンリーワンなキャラを作れるようになるってわけだ。

わずか数ポイントでも、“塵も積もれば山となる”である。ある瞬間に必ず、

「なんか……強くなってきた!!」

と思えるはずだ。

【ケース4】“セットアイテム”を活用し始めたとき

ある意味、レジェンダリー・アイテム以上に存在感があるのが、緑色のピキーンでおなじみの“セットアイテム”である。

セットアイテムとはその名の通り、“名前に同じ冠をつけた防具”(武器もあるけど)を必要数装備すると、その数に応じた特殊能力が発動する……というものだ。

たとえば“光”シリーズの場合、

マックスの6セット(兜、下衣、靴、鎧、手袋、肩当て)を揃えられれば、

「“祝福の鎚”で与えるダメージが12000%増加し、“フォーリング・ソード”で与えるダメージが1000%増加する」

という、とんでもない特殊能力が発動する。ていうか、いちまんにせんぱーせんとって、なんですか?w どんくらい強いのか、すでによくわからないんだけどwww

と、思わず草を生やしてしまうほど、“ハマった”セットアイテムは強いのである。

【ケース5】“カナイのキューブ”を開放したとき

カナイのキューブは複雑……というか、ひと言で言い表せない独特なシステムなので、項を改めて詳しく書こうと思っている。

コレでできることをひとつだけ書くと、

“レジェンダリー・アイテムの“特殊能力”を抽出してストックでき、キャラに装着させることができる”

これですよコレコレ。

文字だけ見てもわからないと思うので、スクショをば。

街にいるゾルタン・クーレが、カナイのキューブの目印。ここを調べると……。

カナイのキューブのメニューが開く。ここで“パワーを抽出”を選択。

特殊能力がついている手持ちのレジェンダリー・アイテムがズラリと表示される。特殊能力ってのは、たとえば“ブッチャーの鎌”だと、

“攻撃時に24%の確率で敵を自分のもとに引き寄せる”

ってヤツ。……べつにいらないけど、試しに抽出してみよう。

抽出には、貴重な素材が必要なので慎重に……。


ハイ、抽出できました。これを、自分のキャラに付けられるんです。

ちなみに付けられるのは、武器から抽出した能力、防具から抽出した能力、そして指輪・アミュレットから抽出した能力の3つまで。これにより、

「あの武器、特殊能力は優秀なんだけど、その他の要素が微妙すぎる……」

なんて破棄寸前だったアイテムも、能力だけを抽出して活かすことができるってわけ。

カナイのキューブを手に入れることによって、『ディアブロ III』の風景はガラリと変わるのである。

とまあ、これが俺が考える“『ディアブロ III』の進化の証”だ。

本当はここから、ひとつ例を挙げてコラムを書こうと思ったんだけど、長くなりすぎたので本日はここまでw 続きのお話は、また改めて~。

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