【ディアブロ3プレイ日記84】死体を欲するネクロマンサー、自ら死体を消す

【ディアブロ3プレイ日記84】死体を欲するネクロマンサー、自ら死体を消す

 

前回の続き。

ラズマ装備が揃ったことに気を良くし、以来、こればっか着てリフト行脚をしている。

ラズマ装備

ラズマのセット効果は、

(2)セット
従僕がダメージを与えるたびに、一定確率で、死者の軍団のクールダウン時間が1秒短くなる
(4)セット
従僕がダメージを与えるたびに、1%のダメージ現象効果が15秒間発生する。最大50回まで蓄積可能
(6)セット
従僕と死者の軍団のダメージが、召喚しているスケルタル・メイジ1体につき1000%増加する。最大4000%まで

このようなものなので、ビルドも当然、それに寄せた構成になる。外せないのは、

●スケルタル・メイジ
●死者の軍団

このふたつで、“従僕”に影響があるなら“大蘇生”も加えて、屈強な影の軍団を作りたい

……ということで、スキル構成を考えてみた。

死体が欲しいのに死体を消す不毛なビルド完成w

これまで使ってきた、大蘇生とコープス・ランスを中心に戦うという戦法とは大きくかけ離れてしまうが、同じネクロマンサーというクラスでも、装備によってまったく違う立ち回りができるのが『ディアブロ III』というゲームの楽しいところである。俺は上記の“スケルタル・メイジ”、“死者の軍団”を踏まえつつ、つぎのようなビルドを作った。

【メインスキル】
●サイフォン・ブラッド(パワーシフト)
●スケルタル・メイジ(スケルトン・アーチャー)
●死体あさり(暴食のオーラ)
●死者の軍団(氷結の軍隊)
●大蘇生(死の輪廻)
●ボーン・アーマー(衝撃の鎧)

【パッシブスキル】
●エッセンスの飽和
●永遠の服従
●最後の奉仕
●甦った死者の司令官

ラズマの効果にある“従僕と死者の軍団のダメージが、召喚しているスケルタル・メイジ1体につき1000%増加”を考慮し、とにかくたくさんのスケルタル・メイジを出して従僕たちの攻撃力を上げ、こいつらにメインのアタッカーになってもらう……というのが作戦の骨子だ。そして、スケルタル・メイジを切れることなくたくさん召喚するにはエッセンスの補充が重要になることから、死体をジョワジョワと蒸発させてエッセンスを吸い取る……というスキル“死体あさり(暴食のオーラ)”を装着。これのおかげで、俺が近づいただけで死体が消え、その分エッセンスとして補充されることになる……と。

この構成に至ったとき、俺は「ぐふ。ぐふふふ♪」と気持ち悪く声を漏らして笑った。

「ぐふふ。これならエッセンスの枯渇を憂慮することなく、つぎからつぎへとスケルタル・メイジを召喚して、無数の従僕どもの攻撃力を上げられるはずやwww ぐふふふふ♪」

というわけでさっそく、上記のビルドでネファレム・リフトに潜ってみた。

まずやるべきは、テキトーに敵を倒したら大蘇生で従僕を作り、影の軍団を引き連れること。そしてレアやチャンピオンといった強敵が現れたらスケルタル・メイジをつぎつぎと召喚し、攻撃力の底上げをする--。……うん、完璧だな。

俺は首尾よく、地面に落ちたモンスターの死体に大蘇生をかけて従僕を作った。

大蘇生

これは、いままでのビルドでもやっていたことなのでルーチンワークみたいなものである。

……でもこのとき、若干ながら違和感も覚えたと思う。それは……。

「……なんか、思ったよりも従僕の数が少ないような」

ってこと。その意味するところは、すぐにわかることとなる。

俺は予定通り、スケルタル・メイジと死者の軍団を使って、雑魚もエリートも問題なく蹴散らしていった。そりゃあもう、危険な場面などほとんどない順調そのものな立ち回りで。しかしやっぱり、上記の不安……いや不満が頭にこびりついて離れない。

「……やっぱり、前のビルドのときよりも蘇生できる従僕が少ない気がするわ」

とね。

そして……。

気が付けば俺のまわりにいるのは、従者のエンチャントレスとペットのクマだけになっていた。

ぽつーん
ぽつーーーーんwww

おかしい……。

さっきまで間違いなく、7、8匹の従僕が俺に付き従っていたのに!!!

もちろん、死体に戻ってしまった従僕に蘇生をかけ忘れるという“大蘇生忘れ”をやっちまったわけではない。前述の通り大蘇生は以前のビルドでもメインで使っていたので、そんなケアレスミスをいまさら犯すわけがないのである。

「ど、どうなってんだ……? なんで誰もいなくなってしまうんだろう……」

キツネにつままれたような気分のまま、再びザコ&エリートとの戦闘をこなす。夢中で立ち回るうちに従僕たちは自然と増えていき、俺を安心させてくれた。

「な、な~んだ^^ いるじゃんここに^^ 俺、心配しすぎかなぁ^^;」

モンスターの攻撃をかいくぐり、無理に笑顔を作る俺。目の前には、いち、にぃ、さん……うん、6匹の従僕がいるぞ。これで安心だ。こいつらを見捨てることなく、死体に戻ったらすぐに大蘇生をかけてあげるんだ^^

そう誓って歩き出したとき……思った通り、従僕たちがヒュンヒュンヒュンと死体に戻っていった。そんな肉塊に、やさしく話しかける。

「うん、わかってるわかってる。ゾンビで生気がないから、すぐに疲れちゃうんだよね。待ってろよ。いま俺が、戻してやるからな^^

そして、近寄った瞬間……!!

影の軍団が…
消える…
じゅわwww じゅわwwww じゅわわわwwww

俺が接近する端から、じゅわじゅわと蒸発していく死体たち……。消えた彼らは緑色のオーラになって主人(俺)に吸い込まれ、若干減っていたエッセンスを満タンにまで回復させて……!!w

ここでようやく、俺の従僕たちが消された理由がわかった。ひとり立ちすくみながら、男は暗闇に泣き声を上げる。

じゅ、従僕消してたの、俺だったぁぁぁあああ!!!!w し、死体あさりのスキルが、触れた端から死体をエッセンスにしちまってたんじゃねえかぁぁぁああ!!!www

そうなのよ……w

死体は大蘇生で従僕にすることもできるけど、死体あさりで瞬時に消して、エッセンスに変えることもできるのだよ……w じつはこのビルドにしたときから、

「なんか俺のまわりから、緑色のパワーサークルみたいなエフェクトが出てるんだよなw 何だろコレww かっちょいいからいいんだけどww うひw

なんて思っていたんだけど……これがまさに、死体あさりの効果範囲だったわ……w ここに入ってしまった死体は、大蘇生をかける前に蒸発しちゃうんだね……。は、ははははは……。

影の軍団は…▲大蘇生で生まれた黒い軍団が……。

消えてしまうw▲じゅわじゅわ!! 死体あさりで消える……w

 死体あさりが掛かる前に大蘇生をしてしまえば、従僕を作ることはできる。実際、それで戦ってくれていたしな。しかし、かなりギリギリのところで“生きるか死ぬか”のせめぎ合いをしなければならず、それが少々面倒なので、このビルドはちょっとないかなぁ……w

こんな感じでまだまだ、試行錯誤の真っ最中。装備探しも中途半端なので、ビルドも少しずつ整えていこうと思います!

おしまい。

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