大塚角満の熱血パズドラ部 第1009話
ひとつ、白状しなければならないことがある。
それは……『あつまれ どうぶつの森』にかまけて当ブログの更新が滞っている言い訳……ではなく。
現在、パズドラと絶賛コラボ中の『銀魂』についてだ。
神的出版社、集英社様が誇る週刊少年ジャンプの伝説がひとつ、『銀魂』--。
アニメにもなり、実写映画にもなり、単行本全77巻の総発行部数は6000万部になろうかという国民的なコンテンツ……。パズドラとも以前からコラボしていた“定番”のひとつだ。それなのに……俺はいままで、『銀魂』をまったく読んだことがなかったのだ!! そしてアニメも実写映画も未視聴……。
そんな俺に「愚か者めが!!!!」と鉄槌を喰らわしたのが、同僚のたっちーである。彼女は『銀魂』については、
「ガチオタのわしをして、『銀魂』は生涯ベスト10に入るコンテンツである!!!」
と強弁してやまない作品で、当然のように単行本全巻、アニメ、映画もすべて制覇しているとのこと。なので先日、パズドラに新たに“徳川茂茂”が導入されたときもうるさかった。以下、俺とのSNSの会話。
何やら、やたらと興奮している。しかし、俺は前述の通り『銀魂』を1ミリも読んだことがないし、1ミクロンも内容を知らなかったので対応が素っ気なかった。
「へー。そうなんだー」
くらいな感じで(苦笑)。これに、たっちーは大いに不満だったらしい。
「キサマ、『銀魂』をまったく知らないってことが、コンテンツ作りを生業としている者としてどれほどの損か……!!! 明日、1巻を持ってくるから絶対に読め!!!」
ってことで、強引にコミックスの1巻を読まされることになったのである。
ちなみに、それを読むまでの『銀魂』に対する先入観は以下の通り。
「何やら侍っぽいのが出てくるし、パズドラコラボのキャラを見ると幕末志士をモチーフにした者が多いから……きっとシリアス路線を貫いた、ジャンプの王道を行く和風ファンタジーの感動大作なんだろうな。じゃないと、80巻近くまで連載が続かないと思うし」
そして……1巻を読んだ後の俺の感想。
「……どこが感動大作やねん!!!! これ、ゴリッゴリのギャグ漫画大作じゃねえかあああああ!!!!www しかもきわどいネタ満載の、ジャンプの放送コード(?)ギリギリのヤベェやつ!!!!www ぜんぜんシリアスじゃねええええ!!!!wwww」
かつてこれほど、先入観と結果が乖離したことがあっただろうか(苦笑)。
我、『銀魂』を知る
というわけで現在、たっちー図書館から毎日『銀魂』のコミックスが届けられるようになり、ますますブログを書く時間が削られてしまった。ぶっちゃけ……『銀魂』のセンスは俺の琴線に触れまくりで、おこがましいながら同じ匂いすら感じてしまっている。な、なんで俺は、コイツを読んでこなかったんだ……。人類の大きな損失じゃねえか……。
「嗚呼……>< なんてもったいないことをしていたんだ……!>< 『銀魂』最高!!><」
うなだれる俺を見て、たっちーはいたくご満悦だった。
「ふんw ようやくわかったか、『銀魂』の偉大さが。あと70巻、しっかりと読んで勉強せえよ」
大量のコミックスが入った紙袋を俺に付きつけ、彼女は『どうぶつの森』に沈んでいった。
知識の偉大さ
こうして俺は無事にギンタマーになったので、パズドラのコラボダンジョンやコラボキャラに対する想いがゼロ(失礼)から100にまでハネ上がった。以前のコラボのときに新八を引いていたものの、
上記のような“知識ナシ”状態だったので、
「ふーん。マジメそうな、好青年やね」
というツマラナイ感想しか出てこなかったのだが、いまなら、
「なんだよ!!www 新八を引いてたのかよ!!!w 絶対よええじゃん!!!www」
このようにキチンと(?)反応できる。知識ってすばらしい。
コラボダンジョンについても同じだ。出てくるキャラを見ては、
「おおおおお!!! 総悟ぉぉおおおお!!!www」
「土方好きだぁぁあああ!!!www」
となるし、幕間の新八のセリフについても、
「うんうんwwww」
「いかにも『銀魂』で最高wwww」
ゲラゲラと笑いながら喜んでいる。……いまさら(苦笑)。
しかし……まだわからないことだらけ!
とはいえコラボガチャは回していないのだがね。
「そこ、回すところだろ!! 何躊躇してんだよ!! お前のかあちゃん何人だよ!!!」
と、『銀魂』風に突っ込まれたいところだが、メールで届いた無料ガチャだけは回しておいたよ。
出てきたのは……。
「きゃーーーー!!>< 定春ぅぅううう!!! ウチのニャンコにソックリ~~~!!><」
と大喜びしたのも束の間。
俺、『銀魂』1巻を読む前と同じ、
(・ω・) ←こんな顔になった。そして、言う。
「……こいつ、まだ出てきていないんだよね^^;;;」
さ、続き読もうw
“超熱血パズドラ部”に関するお知らせ
◆ファミ通Appに引っ越ししました!
このたび、さまざまな理由から、超熱血パズドラ部を当サイトから切り離し、生まれ故郷である“ファミ通App”に引っ越しさせることになりました!