ディアブロ4のシステム、クラス、世界観など現情報
今年のBlizzConの最大の目玉と言える『Diablo IV』(ディアブロ4)の発表。会場ではさっそく、公開されたばかりのバーバリアン、ソーサレス、ドルイドという3つのクラスで遊ぶことができるということで、いくつかのメディアにはプレイリポートが掲載されているようだ。それを俺が読んでいないのは決して、うらやましくて妬ましくて気が狂いそうになっているからではない(なってるだろ)。ただひとつ、言えることは……!
来年のBlizzConは、絶対に現地に取材にいくぞぉぉああああ!!!(泣)
ということです(苦笑)。
まとめ記事を作ります
さて、とりあえず日本にいながらもBlizzCon 2019のステージの模様はライブビューイングで視聴することができるので、『Diablo IV』がらみのことはいくつかの記事に書いてみた。
しかし、これ以外の細かな情報もポツポツと出てきているので、ここらでひとつ、キチンとまとめた記事を作っておこうと思う。題して……“誰でもわかるディアブロ4”!!
Diablo IVの特徴
まずは、現時点で判明している『Diablo IV』の特徴を箇条書きで。
●途切れることなく広がるサンクチュアリの世界を探索。危険な敵が蠢く5つの地域をシームレスに移動可能。
●『ディアブロ』らしさを追求したゲームプレイ。RPG成長要素、無限にリプレイ可能なダンジョン、魅力的なアイテムドロップ、シリーズお馴染みの直感的な戦闘。
●お馴染みの敵や新たな敵が跋扈するオープンワールド。強大なマルチフェーズのワールドボスとの決死の遭遇。
●ドルイド、バーバリアン、ソーサレスの3つの人気クラス(さらに2クラスを後日公開)がBlizzCon会場でプレイ可能。
●新たなテクノロジーで『ディアブロ』シリーズのダークな深みが増し、グラフィックが向上。広大なオープンワールド体験が実現。
●これまでに誰も経験したことがないような試練が勇士たちを待ち受ける、ダークなストーリー展開。
↑こちら、プレスリリースをそっくりそのままコピペしただけだが、これだけでもワクワクさせられるではないか!
注目ポイントは、“オープンワールド”、“シームレス”、“ワールドボス”、“5つのクラス”というあたりか。では、細かく見ていこう。
世界観とオープンワールド
『Diablo IV』の舞台となるのは、サンクチュアリが荒廃を極めた時代。“リリス”がサンクチュアリに舞い戻り、人類は混沌と闇に包まれている……という設定のようだ。プレイヤーは破壊されたこの領域に足を踏み入れ、事の次第を解き明かしていく。
公開された元凶、リリスのコンセプトアートが↓こちら。
もう、「『ディアブロ』っぽい!!」と膝を叩くしかない雰囲気と迫力。このダークさこそが、ディアブロのディアブロたる所以なのだ。
そんな、新たな舞台となる世界は、シリーズ初となるオープンワールド!!
5つに分かれた地域はそれぞれが独自の生態系を形作っていて、シームレスに移動することが可能。『ディアブロ』シリーズでは初となる(だよな)マウントにまたがっての移動もできるようだ。
プレスリリースには、
“5つの特徴的な地域を探索しながら、他のプレイヤーと出会い、燃える砂漠のKehjistanを渡り歩き、ワーウルフのはびこるScosglenの森を進み、Dry Steppesの過酷な荒野に大胆に歩みを進め、いかなる生物も棲みつけないFractured Peaksを登り、Hawezarの沼地の汚染を耐え忍び、サンクチュアリ史上最大の脅威に挑みましょう”
との記述があるが、オープンワールドを探索中にほかのプレイヤーに出会うこともあるらしい。
マルチプレイとランダムダンジョン
今朝(11月3日早朝)、『Diablo IV』のシステムを解説するステージが行われたのだが、そこでマルチプレイの遊び方やダンジョンの造りについても説明が行われている。
まず、“遊び方”について。↓このスクショを見れば一目瞭然かも。
今作は、ほかのプレイヤーと共通の世界を冒険するというデザインになっていて、フィールドで突然、他の冒険者と出くわすこともあるというからアツい。さまざまなイベントが発生し、ワールドボスという巨大な敵に、たくさんのプレイヤーと協力しながら挑む場面もあるようだ。
↑これは“ASHAVA”というボスに、たくさんのプレイヤーで挑んでいる様子。
また、これらいろいろな遊び方については、イラストでわかりやすく紹介されていた。
仲間を募ったり、ボイスチャットでやり取りしながらフレンドと遊んだり、アイテムのトレードなども。また『Diablo IV』にはPvPの要素があることもすでに言及されている。
ダンジョン探索については、
“無限のリプレイ可能性に加えて、新たなKeyed Dungeonsでは、プレイヤーが自身の運命をコントロールし、挑戦したいダンジョン探索のタイプを決めることができます”
とのことで、ランダム生成のダンジョンはもちろん、
新たに“Keyed Dungeons”という、プレイヤーがタイプを決めて挑むダンジョンも導入されるらしい。
遊びの幅が、めちゃくちゃ広がりそうだ。
公開された3つのクラス
既報の通り、BlizzCon 2019では、バーバリアン、ソーサレス、ドルイドという3つのクラスが公開されている。これに加えて後日、2クラスが発表されるとのこと。
とりあえず、現在判明している3つのクラスを紹介。
バーバリアン
バーバリアンは新たな「Arsenal」システムのパワーを活かして戦い、同時に4つの異なる武器を装備し、個別に攻撃に割り当てて、素早く切り替えながら戦うことができます。
ソーサレス
ソーサレスはエレメントを操って冷気で敵を凍らせ粉砕し、電撃で感電させ、空から燃える隕石の雨を降らし敵を消し去ります。
ドルイド
ドルイドは獰猛なシェイプシフターであり、ワーウルフ、ワーベア、人間の形態を意のままに切り替えながら、地獄界の敵勢力に巨大な破壊を巻き起こす自然の怒りを解き放ちます。
動画で見る限り、どのクラスも過去作で見せた個性はそのままに、より派手に、より特徴的になっている印象だ。
キャラクターカスタマイズ
キャラクターカスタマイズとさまざまなビルドが『ディアブロ』シリーズの大きなウリのひとつだが、『Diablo IV』ではより緻密に、フレキシブルな育成が楽しめそうだ。
今朝のシステム解説のステージで、いくつかの新情報も明らかになっている。
プレイヤーキャラの成長は、スキル、そしてタレントツリーで管理するようだ。
タレントツリーは、特定の能力にポイントを割り振っていくと、つぎつぎと上位の能力がアンロックされていく仕組み。よくあるシステムと言えばそれまでだが、わかりやすくて大歓迎だ。加えて、ルーンやルーンワードの組み合わせによる成長要素もあるとのこと。
そして、プレイヤーキャラを彩るアイテムについては、↓こんな感じになるらしいぞ。
これまでの不文律であった、ノーマル→マジック→レア→レジェンダリー→エンシェントレジェンダリー……という流れはそのままに、なんとその上に“MYTHIC”なるカテゴリーが! 文字通り神話に出てくるような、超絶強力なアイテムになるらしい。その効果のほどは↓こんなです。
なんかもう、いろいろな効果が付きすぎていてよくわからんが、とにかくとんでもなくスゴいアイテムみたいだ!!
というわけでざっくりとだが、現時点でわかっている『Diablo IV』の情報をまとめてみました! 追加があったら、随時足していこうと思います!
■Diablo IV 商品概要
■タイトル:Diablo IV(ディアブロ4)
■対応機種:Windows PC、PlayStation® 4、Xbox One
■発売日:後日発表
■ジャンル:アクションRPG